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目次
姫路城~大阪城を歩く!「関西エクストリームウォーク100」に参加してみた
2022年10月22日午前7時
少しくもった日の朝。
わたしは「関西エクストリームウォーク100」に参加するため、兵庫県・姫路公園にいました。
「すごい人だかりだな、早めに来てよかった」
受付にはすで行列ができていました。
「姫路城から大阪城まで2日かけて100km歩く」という、まさにエクストリームなイベント。
ちなみに今回は記念すべき第1回開催で、申し込み人数は満員になったとのこと。
100kmウォークの熱が、徐々に高まっているのを感じます。
スタート~鶴林寺公園(0km・0分)
午前8時15分。
わたしはスタートラインに立ちました。
「それではBブロックスタート!」
サイレンの音とともに一行は歩き始めます。
(これから先、地獄のレースが始まるんだよな……)
自分に言い聞かせてみるけど、なんだか実感がありません。
調整ミスかな、やる気が湧いてこないぞ。こんな気持ちで100km歩けるのか?
ミッション:24時間で100km歩け!
「とりあえず目標タイム目指して頑張ろう」
今回、わたしはレースタイムを24時間に設定しました。
100kmを時速4.5~5kmで歩いたとして、所要時間は22時間30分。
そして休憩時間を1時間30分に収めれば、タイムは24時間になるはず!
レース序盤は国道2号線を歩きます。
国道なんていわば通り過ぎるためにあるようなもの。
景色の変化に乏しくて、わたしは退屈してしまいました。
午前12時。
第1CPの「鶴林寺公園」に到着。
CPでは水とパンがふるまわれていました。クリームパンを受け取ると、芝生に座っていただきます。
休憩時間の15分が過ぎると、すぐに立ち上がって出発。
鶴林寺公園~明石公園(18km・4時間)
引き続き国道沿いを歩きます。
午後2時。
代り映えのない景色にうんざりしかけたところで、播磨灘に出ました。
「海だ―!」
開放感あふれる景色が、気分をリフレッシュさせてくれました。
波音すらしない、静かな水面。
優しい潮風のにおい。
遠くに見える瀬戸内海の島々。
実はこの地点で結構疲れていたけれど、やる気がわいてきます。
と、ここで問題が。
「喉がかわいた……」
播磨灘に入ると、自販機もコンビニもない道を数時間歩くことになります。
しかも時刻はちょうど日中なので、一番喉が渇く時間帯です。
ポイント・播磨灘に入る前に飲み物を余分に買っておきましょう
目的地ははるか遠く。明石海峡大橋を発見
日も沈みかけたころ、「明石海峡大橋」が見えてきました。
「関西エクストリームウォーク100」のコースでは、明石海峡大橋の下を通過する予定になっています。
でも、今はあの橋がただの線にしか見えないな……
午後4時37分。
明石市内に出ると、第2CP「明石公園」に到着。
「あー疲れたー!」
わたしは荷物を置くなり、地面に倒れこんでしまいました。
まだ40km地点なのに、足と腰がバキバキに痛い!
それに脈拍が150bpsを超えていて、胸が破裂しそう!
「これ、100km行けるかな……」
100kmウォークに参加するのはこれで6度目。
それなのに「絶対に100km歩けるぞ!」という手ごたえを感じたことは、まだ一度もありません。
仕方がないので15分の休憩時間を25分に延長。
タイマーが鳴ると、覚悟を決めて出発します。わたしを突き動かすのはただ一つ、
「24時間を切りたい!」という気持ちでした。
明石公園~みなとのもり公園(40km・8時間37分)
日没後、レースの一番の見所である「明石海峡大橋」が見えてきました。
カラフルにライトアップされた橋は絶景で、ボロボロだった心を癒してくれます。
そしてついに、明石海峡大橋をくぐる瞬間がやってきました。ああ、ここまで長かった……
明石海峡大橋のそばには犬の散歩中のおばちゃんがいて、
「頑張って!まだ半分も歩いてへんよ!」
と声援をくれました。
ありがとうございます……頑張ります……
神戸市に入ると「神戸ハーバーランド」「神戸モザイク」など、神戸の名所を通過。
午後9時46分、第3チェックポイントの「みなとのもり公園」に到着。
エイドでは飲み物やパンが供給されていました。
パン! 今のわたしは、ようかんを食べるのですら精一杯です。
ふと、魚肉ソーセージを発見。これならなんとか食べられるかな。
今回も地面に横になると、15分休憩。ああ、もう心身共に限界だ。
ピンチ!空腹なのに食べられない
お腹が減ったので魚肉ソーセージを……食べられない!
吐き気がして何も食べられない。これはかなりヤバい状態です。
それでも休憩時間が終了したので出発。
まずはコンビニを探して、胃薬を買おう……
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